3月23日から2泊3日で大阪からやってくる学童保育の子どもたちの活動は
木の屋石巻水産さんのご協力なしにはなしえません。
今年で3年目になりますが、美里工場の鈴木誠さんがうちの助っ人で、
美里工場で出張蕎麦屋をさせてもらっていて、そのコーナーを
子どもたちが来た時に借りたいと頼んだところ、缶詰を寄付してくれました。
そこから、木の屋さんの缶詰を子どもたちがバザーで売って、
そのお金を中心に航空券や滞在費を購入できています。
滞在費はくりこま高原自然学校やハイルザーム栗駒さん、
自然体験などは山岳指導隊や自然を守る会の人たちが協力してくれ、
あまりかからず済むのですが、航空券は今のところは格安でも購入せざるを得ず、
そのための費用は、バザーの収益が中心で、子どもたちのがんばりや
周りの大人の賛同が大きいですが、缶詰の寄付が大きいです。
みんなが少しずつ協力すれば夢はかなうと信じてしている活動ですが、
駒の湯ではこの趣旨を一人でも多くの人に知ってもらい、
協力者を増やし、当日は送迎を担当しています。
少しでも、良い企画になるようにと思いつつも、
詰込み過ぎ、という話で今年は地区の見学を減らしましたが、
本当はイワナの養殖、イチゴ栽培、除雪基地、ラムサール条約で
有名な伊豆沼にあるサンクチュアリなどにも連れていきたいなあと思いつつ、
2泊3日というので、今年は自然体験と野蒜駅の震災遺構と木の屋さんの
缶詰工場の見学に絞っています。
これらにはたくさんの人のご協力とご理解でできています。
本当に感謝します。
新型肺炎が心配ですが、今のところ開催予定です。
当日のプログラムの予定
1日目 沿岸部の震災を知る(野蒜駅震災遺構の見学)
缶詰のでき方、食育(木の屋石巻水産美里工場)
2日目 栗駒山岳指導隊、栗駒の自然を守る会による自然観察会
栗駒山の被災を知る(駒の湯被災現場の見学)
温泉や森の自然の豊かさを知る(駒の湯源泉の見学)
3日目 雪遊び(くりこま高原自然学校)
山の成立ちや里とのつながりを知る(栗駒山麓ジオパークビジターセンター)