助っ人たちは本当に有難い存在ですが、作業を楽しんでやってもらえると
手伝ってもらっているこちらの心の負担がなくありがたいです。
takemaさんたちがたくさんの作業をしてくれたおかげで、
湯守はその後、除雪機の点検をし、バッテリー交換があるとわかり
買いに行きました。お手伝いのおかげで、本格的な冬を迎えられそうです。
自分で選択して山に住んでいて、個人的なことをお手伝いしてもらうことについて
いろいろ考えたことがありますが、山に住んで、温泉を守ることは
好きであっても、一人で抱え込んでやっていくことは不可能です。
そんな中、助けを求めることを、大事なことだよ、と言ってもらえて、
なんだかホッとしました。
震災後に被災地の応援に来て、普段やったことのない作業が思いがけず、
特に外作業がストレス発散になっていて、楽しくでき、せっかくなら、
これを活動にできないか、仲間が欲しくて応援団を作ってもらいました。
2度の手術で、自分ができないことが増えて、より思うのが、
できないことの助けを求めることは必要不可欠だということです。
実は買い物の袋詰めが苦手になってしまったのですが、
このあたりだと男性は袋詰めしてもらえても、自分だとしてもらえず、
困ることが多いのですが、嫌な思いはしても、助けてということができません。
一人で買い物もできないことになり、誰かの手を借りなければなりません。
もともと苦手だったことができなくなり、若いころの万能感を反省します。
雪だるまが溶けて、宮城観光の起爆剤のポケモンのラプラスに似ている…なんて
思いながら、本当に皆さんのお手伝いや心遣いで頑張れています。
やれて当たり前、すべきことだけを求められることが多い中で、
何とかやれているのも、感謝の中で、この地にいられるのも皆様のおかげです。
それを楽しかった、と、一緒にいようと思ってもらえること本当に有難いです。
癒しの温泉で、お手伝いを募集すること自体問題と思われることだけど、
大事なことを伝え、それを理解し、守ってくれる仲間が一番必要だから、
ここに何か求めるだけでなく、自分のできることを探せる、楽しめる
仲間の方が重要だと思っています。重苦しいなあと思われるかもしれません。
だからこそ、できることがあると信じています。
生きづらい世の中で、ここなら何とかやれる、と思ってもらえる場所にするには、
いろいろな人の知恵や力が必要で、理解と協力をお願いしたいです。