
学校が廃校になって解体されると知り、開拓団の歴史を残したいと思った…
関わった駒の湯は被災し、建物はなく、景色も一変し、なかった様になった……
だから、学校が解体された後、記念碑を建てると聞いた時、
物語をどうしたら残せるのか考えた…

でも、必死になりすぎて、関係者に嫌な思いをさせてしまい…
出しゃばったことを反省し、控えようと思ったが…
除幕式で記録のためにいたら、写真に入れてもらった…
湯守の同級生の会に入れてもらっていたが、お別れ会では
事務作業を手伝い、記念冊子を作っても一緒にはなれない…

私が生まれた場所は震災の再開発で違う場所の様になっている……
幼馴染もどこにいるかもわからない…自分だけが懐かしがっているだけ…
受け入れられることがあるならばと必死にもがいていても…
でも、思いが強すぎて、嫌な思いをさせてしまった人がいる…
そんな自分がここで生きていていいのだろうかと思いながら…

様々人の想いをのせて、やっと形になった…記念碑とその解説看板…
想いが伝わり、歴史が残りますように…