氷点下が続き、風も強く、寒いです。
風の被害が出ないようにと願っています。
昨日、テレビ東京の「ナゼ、そこ」と言う番組で
花山が取り上げられると聞き拝見しました。
湯浜温泉が映っていて、お客さんもたくさん来ていてよかったな、と思いました。
息子さんを中心に山の食材を上手に生かしておいしそうな料理も
開放的な露天風呂に気持ちよく入っている様子もいい感じでした。
ただ、地震の説明の時に、駒の湯の悲惨な映像を使っていて、きつかったです。
私たち遺族以外にもご遺族がおられます。
また、未だに不明者がおられると思っている方や
映像が痛々しくて見るに堪えない、と言われることがあります。
内陸地震というと象徴的に駒の湯の大惨事の映像が流れるわりに
泊まれますか?と電話が冬時期でも多いのも、
あの被害が駒の湯に直結していないことも問題なのだと思います。
年始の能登の地震も阪神大震災のようでしたが、
土石流の発生の場面は私たちにとっては胸の痛くなる映像です。
お客様、従業員だけでなく、家族と温泉宿を失い、
その捜索場面を見ることがどれほど辛いか…
私たちは少しずつ現実を受け留めつつ、
静かに冬の山でひっそりと生きています…
戦地も被災地もそして、あらゆる人たちに
早く穏やかな平和な日常が訪れますように…