偶然、ジオパークの行事と重なりましたが、
被災地に心寄せてくださった方が来られました。
ジオパークで来られた方にも説明し、また質問にも答えましたが、
思い込みなどによる間違った伝承を防ぐためにできることをしたいのです。
ここで亡くなった人たちの生きた証でもあることを大事にしたいのです。
本人確認なく勝手な発信をされることもありましたから、
きちんとした聞き取りによって向き合う気持ちをも伝わってきます。
全国の被災地で被災者からの証言を聞いておられ、
一緒に命を守るにはどうしたらいいか、を考えてくださって有難かったです。
生き残った人に丁寧な聞き取りをせず、推定伝聞の話で勝手に推測し、
新聞などでも生き残った人間に断定的な意見が多く、
生き残った者を傷つけ、他の遺族と分断してきました。
被災者は自ら失い、傷ついたにも関わらず、わかってもらおうとする行動すら、
受け留めてくれるところが少なく、自分事として考えてもらうことも、
何かできることはないか、と一緒に歩む人も少なく、孤立していきます。
立て直しに多額の費用がかかるのに、もらってもいないお金や残ったをほしがる人がいて
苦しい思いを、聴き取り、寄り添ってくれる人たちによって癒されてきました。
取り残され感や孤立感があり、きちんと向き合ってもらえるのがうれしいです…
話を聴いて下さって感謝しています。
雨の中、お疲れさまでした。
ジオパークの活動にももっと理解者が増えることを願っています。