湯守は一生懸命いつも努力をしているけれど…
その努力は誰も知らない…
だから発信しようと思って頑張ってきたけれど…
見ている人がいなければ通じない…
クリちゃんたち大学生が来てくれたけれど…
私の性格のせいで誰も来なくなった…
それでも、今日みたいに、本当は困るのに困った顔をせず
じっと自分のやるべきことをし続けている…
ずっと、自分でなければもっとここの魅力を知ってきてくれると
信じて必死にやってきたけれど…
なかなか難しい…
自力で除雪しなくても除雪基地にやってもらう人もいる中で、
一人で努力し、助けを求めない…
「寄り添う」って言葉をみんな簡単に使うけれど…
自分には難しい言葉でここに来るしかなかったけれど…
何もできないでいて…逆に迷惑ばかりかけている…
私は祈るしかできない…
必死に伝えると、「おしゃべり」とか「怖い」と…
どうしたらいいかわからないまま…もう何もできない…
逆効果なんだ…いる意味を見いだせず…
ただ迷惑にならないように、元気でいるしかないが、そうもいかず…
だから、除雪車が来てくれると心強い…うれしい…有難い…感謝…
見捨てないで…と子どもの頃から叫んできたけれど…
我が助けはいずこより…
立ち尽くすのみ…