ツルきりをしています。
インタープリターという自然などを人に伝える仕事の研修で一緒だった同期が、
植物は互いに助け合っている、皆に説明して慌てて皆が止めたのを思い出します。
ツルは自分が高いところに行きたくて、どんどん高いところに行きます。
だから、近くの小さな木を足掛かりに、次は中低木、次に高い木に…
高い木に巻き付くころにはとても太いものになっていて、
巻き付いた木に根っこをだして、絡みついて、締め付けてしまい…
木によっては倒されてしまいますが、ツルはまた巻き付ける木を探し…
なんだか人間世界のようで怖いです…
気を許したら、どんどん乗っ取られる…
枝を切っているは、横に張った枝が雪折れしたり、本体がおられてしまうこともあるので、
半分折られた枝はきれいにとってしまいますが、元気に森が育ってほしいです。
原生林だったのをキャンプ場にするために、造成地になってしまっている場所なので
手入れが要りますが、源泉のある森は原生林なので、倒木処理をする程度で、
手は入れなくても、森が自然と淘汰され、美しく保たれているようです。
湯守は除雪をしていました。まだまだ、冬の作業は続きます。