「森の温泉」という名前は、温泉に入りたい気持ちでたった一人で作った小屋を
植樹の手伝いに来てくれた人が発した言葉から命名し、植樹とつながり
森を復活させ、いつか元の「駒の湯温泉」のような
「森の中の温泉」を復活させたいと「森の温泉」という名前で発信してきました。
足が悪くなってしまった父がその湯小屋には入れなかったことから、
早く何とかしたいと、湯小屋を再建することにしたものの、
震災から8年もかかってしまい、今の湯小屋に入れられたものの、
食堂は翌年だったために、湯守特製の蕎麦を食べさせることはできませんでした。
しかし、無理がきかなくなってしまったこともあり、二人で手が回らず、
そんな苦節のことを知らないで、勝手なことを言われてしまうことも多いですが、
それでも、ほんの少しでも手伝ってくれる人がいれば、何とかやっていける、と言った
言葉通り、ここまでやってこれて、そして、一つの節目として、
手入れができず壊れ、使わなくなった大切な小屋を解体することができました。
今日は昌ちゃんが手伝ってくれて、材料を下すことができました。
本当にありがとう。少しずつ、少しずつ運び出し、きれいになり、助かりました。
普段から、助っ人や応援団員たちが様々な作業を助けてくれているから
最近できないことが多かったのですが、何とか今日は手伝うことができ、
最後を一緒に片づけられました。
ほんの少しの手伝いでも助けてもらうことで元気を出すことができ、
本当にしなければならないことができるようになるものです。
たくさんの人が、少しだけでも、誰かを助けたら、その助けで何かが起こり、
それが、誰かの幸せにつながったらうれしいし、きっとつながると信じて、
その温泉を維持管理するために、発信し、理解し、協力し、ともに
温泉を守ってくれる仲間を募り、温泉を守りたいと思っています。
これからも応援、お手伝いをお願いします。